繰り返される野良猫氏の醜態
前日のエントリーで
こういう野良猫氏の醜態はこの1年で幾度となく指摘されてきたのだが、本人には改める意思はないのだろう。
と書いたのだが、予想通り醜態は繰り返される。
http://adon-k.seesaa.net/article/18421170.html?reload=2006-05-28T05:00:32コメント欄、2006年07月12日 21:15以降。
端緒はberry氏の以下の質問。太字に注目。
日中戦争の最初期である1967年12月の南京攻略戦の時点で、日本軍は武器弾薬不足に悩まされていたことを示す史料があるのでしょうか。
Posted by berry at 2006年07月12日 21:15
つまり南京戦のとき「武器弾薬不足」だったのか?ということが論点なのだが、
これに対する野良猫氏の横レスがこれ。
日本軍は武器弾薬不足に悩まされていたことを示す史料があるのでしょうか。 これは従軍した人の本を何冊か読んだことがあれば解る事です。だいたい、支那事変以前からの体験談を読んでも弾薬と食糧不足に悩む描写がつきものですからね。 これらの理由は、日本の弾薬生産体制と補給能力が貧弱だったことが挙げられます(いろんな規格の兵器を使っていたために生産能力が分散されて、かえって悪循環に陥っていたらしい)。 日本軍が米軍のような戦い方が出来なかったのも、そんな事情があります。自動小銃の導入に踏み切れなかったのも同様。ですから、そういう前提を理解した上で質問に答える必要がある訳です。 このへんは基礎知識の部類だろうと思います。 Posted by 野良猫 at 2006年07月12日 21:52この時点で、berry氏の質問内容をトリミング。
これに対しberry氏は>野良猫さん
どうして、私の質問の「日中戦争の最初期である1967年12月の南京攻略戦の時点で」をトリミングして返答されるのでしょうか。
何回インチキを繰り返せば気が済むのでしょう?
返答されるならトリミングせずに、>>日中戦争の最初期である1967年12月の南京攻略戦の時点で、日本軍は武器弾薬不足に悩まされていたことを示す史料があるのでしょうか。
という問いにお答えください。
なお南京戦において1師団だけで380万発の銃弾を携行していたという史料はすでに提示しました。
Posted by berry at 2006年07月17日 01:21
と、本来の berry 氏の質問への返答を求めたわけだが…
これに対する野良猫氏の返答は以下のようなもの。「日本軍は弾薬不足気味だし、弾薬数のチェックもあるし軍紀も厳しい。どうやって『虐殺』をしたというんでしょうね〜?」
……という疑問点に対して、
「弾薬はたっぷりあるぜ〜」という回答だけでは答えきれていませんね。berryさんが考えている『日本軍の虐殺』ってどういうイメージなんでしょうか?
1.大虐殺派と言われる「笠原説」のように、進撃路の村々や施設を焼き払いつつ民間人を撃ちまくった。
2.一応、中間派をベースとした上で、占領後に「安全区」で日本軍部隊が民間人を撃ちまくったというもの(城内の掃討戦や治安維持とは別に各部隊が暴走した)。
3.国民党軍の捕虜・便衣兵として連れ出された者達を射殺した。
「とにかく虐殺はあった!」ではよく解らないので、そのあたりをもう少し詳しくお願いします。
>何回インチキを繰り返せば気が済むのでしょう?
う〜ん、すごい自信ですね。
青狐さんのご学友(以前ご自分でそうコメントされてましたので)だそうですから、期待しています。
Posted by 野良猫 at 2006年07月17日 03:46
この野良猫氏の発言の問題点は2つある。1点目は「論点ずらし」。論点は「弾薬は不足していたのか」だったはずだ。現に2006年07月12日 21:52時点の野良猫氏は、「弾薬は不足だった」という立場から主張していた。しかし「南京戦時点で不足だったのか?」という本来の問いを突きつけられると野良猫氏は、以下のように別の論点に話題をずらしはじめている。
「弾薬はたっぷりあるぜ〜」という回答だけでは答えきれていませんね。berryさんが考えている『日本軍の虐殺』ってどういうイメージなんでしょうか?
「南京戦時点で弾薬は不足だったのか」という論点はどこにいったのだろうか。
2点目は、トリミングを指摘されたことに対する応答の仕方で、「インチキ」を行ったことに対する陳謝の気持ちが全く見られないことである。以下の応答を読んで、不快に感じない人は少ないのではないだろうか。
>何回インチキを繰り返せば気が済むのでしょう?
う〜ん、すごい自信ですね。
青狐さんのご学友(以前ご自分でそうコメントされてましたので)だそうですから、期待しています。