これらの(副次的?)議論は、どこから発生したか

またもや箇条書きだが、

・私が町山氏のパンフの文章を全文転載したのが3月4日。
finalvent氏が、「まずダルフールに目を向けよう」と[まず]述べていれば、何の問題もなかったと思われる。
・しかしfinalvent氏は3月4日のエントリーにて「ルワンダ関東大震災とは異なる→町山氏の記述は看過できない」「私たちの子供をアウシュビッツに送られる懸念」という内容を伴った発言があった。
・さらに前者の延長上で「偶発的なものであると思う。それ以上に祖父母・曾祖父母の罪を暴くべき対象ではないと信じる」という発言があった。
・この時点で「関東大震災」論争、「我が子をアウシュビッツ」論争が発生した。
さらには「アウシュビッツはメタファーに使っていいのか?」問題、「通州事件」問題も発生した。
・これは映画「ホテル・ルワンダ」あるいは「ダルフール」からは副次的論点ではないかという意見がある。しかし、そういう「副次的」な問題提起をおこなったのはfinalvent氏である。
・今、「副次的」と述べたが、実は「虐殺を起こさない」という論点においては副次的とはいえないようにも思われる。この点は、今は展開しないでおく。


以下、「関東大震災」論争について自分なりの論点整理を行う。「我が子をアウシュビッツ」論争については追って論点整理を行う予定。