「寒気」とは嫌悪の発露である

先日のエントリーの発言と若干整合しなくなるかもしれないが、件の女性ことmahorobasuke氏の、「気が付くってもしかして不幸なことかも:「ホテル・ルワンダ」を見て - livedoor Blog(ブログ)」には、こう書かれている。
 

ルワンダの歴史の説明など、役に立つ部分もあったのですが、コラムニスト(なのか?)の町山智浩という在日韓国人帰化済み)の寄稿した文章を読んで、寒気がした。

「寒気がした」というのは単なる違和感ではなく、嫌悪の感情が、しかも一瞬に襲ってきた状態のことだろう。映画パンフで町山氏は最後の一行しか「関東大震災朝鮮人虐殺」に触れていないのだが、その一行に「違和感」を覚える人間は一定程度いるものの、そのすべてが「寒気」を覚えるとは考えがたい。
件の女性の感情を単なる「違和感」という言葉でくくってしまうと「寒気」という表現に含まれるものが隠されてしまう。