伊藤純子議員と私の応答(2006年2月6日)

「伊勢崎のジャンヌダルク」 伊藤純子の活動報告、2006年02月06日「煙」さんへの応答−その2 における伊藤純子議員と私の応答

藤純子議員の日記本文

 過日、拙ブログに投稿された方々への「コメント応答」についてご指摘をいただきましたが、首を傾げたくなります。ただ単に、私の返答が‘期待はずれ’だからという理由で「弁明がない」と言われているようにも受け取れます。これには困惑してしまいますね。さらには、私が『扇情的アジテーション的手法を使っても構わないという姿勢と受け取らせていただいてよいでしょうか』という問いかけもありましたが、私のどんなところが扇情的なのか、うかがいたいものです。

 「混合名簿と事件発生はまったく関係ない」そう断言する「煙」さんに、最後に一点だけ、行過ぎた性教育の実態についてお話しておきましょう。(以下略)


以下、私の返答

4. Posted by 煙 2006年02月07日 15:07
煙です。私のコメントは以下のとおりです。

(1)2006年01月16日 16:02(「男女混合名簿」が引き起こすモノ)
(2)2006年01月17日 05:13(異論に「反論」)
(3)2006年01月18日 04:18(「煙さん」への回答)
(4)2006年01月18日 04:36(「煙さん」への回答)
(5)2006年1月20日 11:02(ブログランキング第4位!)
(6)2006年02月03日14:39(中国共産党「最大のタブー」

5. Posted by 煙 2006年02月07日 15:10
私が出した疑問点を順番に再確認します。

上記(1)より抜粋
あまりに牽強付会ではないでしょうか。
少なくとも現時点では、「ジェンダー教育」と「被害に遭った少女」の因果関係は不明であり、被害にあった少女は「ジェンダー教育」を受けていないから被害に遭ったのかもしれないし、「ジェンダー教育」が不十分だったから被害に遭ったのかもしれないし、「ジェンダー教育」とは無関係に、別の要因で被害に遭ったのかもしれない、という推論も同じように成り立つはずです。

(2)より抜粋
「結局、例の犯罪と「ジェンダー教育」の因果関係は全く明確になっていませんが?」

6. Posted by 煙 2006年02月07日 15:12
続きです。上記(3)全文です。

ご返答読ませていただきましたが、やはり「モデル募集サイト関連犯罪」と「ジェンダー教育」の因果関係は全く明確になっていません。
私は「モデル…犯罪の加害者の男性たち」及び「モデル…犯罪の被害者の女性たち」と「ジェンダー教育」の因果関係、つまりその男性や女性が「ジェンダー教育」の影響をどれくらい受けているのか不明なのに、同事件と「ジェンダー教育」に因果関係があるがごとく語る、その手法に疑義を呈したのです。
「風が吹くと桶屋が儲かる」という言葉がありますが、伊藤先生のご主張にはそれ以前の問題があるのではないでしょうか。「その場所で風が吹いていた」のか事実確認もしないで「桶屋が儲かったのは風が吹いたからだ」と述べてしまっている、そのことを私は問題にしています。

7. Posted by 煙 2006年02月07日 15:18
上記(1)〜(3)に関連して、うちゃさんのTB「立ち位置と立ち居振る舞い」より。

「まず煙さんの指摘から見てみよう。当たり前の話なんだが、ここで取り上げられている事件が、ジェンダー教育の結果であると主張するには、被害者が「ジェンダー教育」を受けていることが最低限の条件となる。だからそれが明確になっていないエントリーに対して、このような指摘が出るのは当然なのだ。」

8. Posted by 煙 2006年02月07日 15:19
同じく、うちゃさんのTB「立ち位置と立ち居振る舞い」より。
「この批判に対して、あくまでもこの事件の原因がジェンダー教育にあると主張するのであれば、被害者の少女がジェンダー教育を受けていたかどうかを確認する、という手順をまず取らなければならない。ところが、これに対する返答はこのようなものだった、これではまったく回答になっていない。煙さんの指摘は、最初に取り上げた事件とジェンダー教育との関係があるかどうかだったのであって、「過激な性教育」と「性犯罪多発化」の因果関係を主張したところで回答になるはずはない。」

9. Posted by 煙 2006年02月07日 15:36
ここまで振り返れば、私(或いは「うちゃ」さんや、その他多くの人)が何を問題視しているかは明白でしょう。「この批判に対して、あくまでもこの事件の原因がジェンダー教育にあると主張するのであれば、被害者の少女がジェンダー教育を受けていたかどうかを確認する、という手順をまず取らなければならない」のに、伊藤さんはそういう確認作業をとることなしに、同事件を「ジェンダー教育こそ、性犯罪の起因となるもの」という主張の「ダシ」にしている、その「手法」「立ち居振舞い」が批判の対象になっているのですが。

そういう手法は、私には「扇情的アジテーション的」な、品位を欠いた手法に見えてならないのですが、未だに伊藤さんがこの指摘の意味を理解しておられない、ということが、私には驚きですね。

10. Posted by 煙 2006年02月07日 20:05
>「混合名簿と事件発生はまったく関係ない」そう断言する「煙」さんに、最後に一点だけ(以下略)

上記(1)から(6)を読めばわかるように、私は「混合名簿と事件発生はまったく関係ない」と「断言」したことは一回もありません。(伊藤さんが「被害者の少女がジェンダー教育を受けていたかどうかを確認する、という手順」を踏んでいないことを指摘しているのです)

勝手に相手の発言を「捏造」して、それに反論を加えるという手法を「シャドーボクシング」と俗に言いますが、こういう手法は「扇情的」なアジテーションなどにはそれなりに有効かも知れないものの、理知的な議論からは程遠いもの、と言わざるをえないでしょうね。

11. Posted by 煙 2006年02月07日 20:13
加えて、
>(略)最後に一点だけ、行過ぎた性教育の実態についてお話しておきましょう。

上記(4)で私は既に以下のように述べています。性教育ジェンダー教育をごちゃごちゃに混同させて語る、そういう手法も、いかにも「素人だまし」的な、品位を欠いたものと言わざるをえませんね。

>>私は「モデル…事件」と「ジェンダー教育」の因果関係を問うたのに、避妊や性病予防等の「性教育」(社会的性差・性役割等を考える「ジェンダーフリー教育」)とは異なる)の話を持ち出すのは、これはただの話の「すり替え」でしょう。

12. Posted by 煙 2006年02月07日 20:47
>本来の男女共同参画の趣旨からまったくかけ離れた実態

性教育の実態」の話のはずが、「本来の男女共同参画の趣旨から…」になっていますけど、そもそも性教育は「男女共同参画の趣旨」に関係あるのですか。

なんだか、伊藤さんは「性教育」やら「ジェンダー教育」に関して「マイ定義」で語っているみたいですね。その伊藤流「マイ定義」は世の中で通用している概念定義からは相当にズレているように思いますよ。